子育てで悩んでいる方へ
子供の気持ちがわかると、子育ての悩みがなくなる!
5年保育園で働いてわかった子供の気持ち
- 子供は、将来を考えることが出来ない
- 子供は、一人一人好きなことが違う
この二つが子供の気持ちを作っているベースです。
5年間かけてようやくわかった!これが子供の気持ちだ!
と考えると、子供の気持ちはとても簡単です。
子供は常に自分が今楽しいと思うことを考えて生活し、
今辛いと思うことを避けて生活しようとする・・・
これが子供の気持ちです。
悪いことをしても正直に話すことが出来ないのは、
正直に話すと、大人に怒られてしまいます。
その結果、今気分が悪くなるから言わないわけです。
友達のおもちゃを取ってしまうのは、
後で友達から嫌われるということを考えられないからです。
今そのおもちゃで遊ぶという楽しさを味わいたいのです。
なので、子供の好きなこと嫌いなことをきちんと理解し、
子供は「過去」や「未来」ではなく「今」を考えて行動する
という事実を知っておけば、
子供の行動は予想が立てられるようになるわけです!
子供の行動はとても単純
と考えると、子供の気持ちがわからないというのは、
子供の好きなこと嫌いなことを理解していない
ということです!
子供の気持ちを理解するために、
子どもの好きなこと、嫌いなことをとにかく探しましょう。
メモを取るくらいでもいいと思います。
また、この子どもの好き嫌いは年を取るごとに変わっていきます。
その度にメモも更新していかないといけません。
常に何が好きで何が嫌いか、これをきちんと理解しましょう。
この、子供の好き嫌いがわかると、
子供の行動とそのとき気分がわかるようになります!
子どもが機嫌がいいときの例
- 大好きな野球で大活躍した
- 大好きなおもちゃを買ってもらえた
- 大好きなご飯をお腹いっぱい食べた
- 大好きな先生に会えた
- 大好きなお母さんがそばにいる
- 大好きなお父さんが帰ってきた
- 大好きな公園に連れて行ってもらった
- 大好きなアイスを食べている
- 嫌なことが何もない
- 嫌いな食べ物が食卓にない
- 大好きな動く乗り物にのっている
子どもの機嫌が悪いときの例
- 仲のいい(大好きな)友達と喧嘩をした
- やりたくない(嫌いな)勉強をさせられる
- 気持ち悪い(嫌いな)おしっこまみれのおむつをはいている
- 嫌いな乗り物に乗っている
- 嫌いなお父さんが帰ってきた
- 初めて会った人(信用がない)に触られた
- 嫌いな食べ物を無理矢理食べさせられた
- 寝ていたいのに起こされた
子どもは大人のように「今コレをやっておかないと後々後悔する」
など考えることは出来ません。
今自分がやりたいことをやり、やりたくないことはやらない。
それによって気持ちも変化しているのです。
なんてわがままな人間だ!と思うかもしれませんが、
子供というのはそういうものなのです。
あなたも私も昔はそうだったのです。
子供の価値観と大人の価値観は違うということを
もう一度きちんと理解してあげてください。
では、それを理解したうえで、
実際にどのように子育てをしていくべきか
この点に関しては次のページでお伝えします。
子供が言うことを聞かないという、
子育て悩みが解決されると思います。